【よーするに】
去年の売上を超えたいなら、1年のうち3か所の売上だけを確実に前年超えさせればよい
コロナ禍や不景気の波をまともに受ける小さな商売(うちの場合は銭湯)が、売上前年超えするのはけっこう大変である。
一年間終わって「あぁ、なんとか今年の売上は去年を超えたか・・・」と長い一年を振り返ることもあるだろう。そんな時に知っておいてほしい「売上前年超えのコツ」がある。
年末年始、5月連休、お盆。この3つのポイントで前年売上を上回っていたら、よほどイレギュラーな外的要因がなければ、その後に1年間終わったときの年間売上はつられるように前年超えしている、というシンプルな法則が小さな商売には存在するのだ。
もっとハッキリ言うと、頑張るべきところは年末年始、5月連休、お盆の3か所のみ。1年終わってみればあとは勝手に売上や客数が前年を超えている。
本当なの? そんな簡単なのか? と思うかもしれないがこれは事実。
これをわが社ではニコニコ流銭湯経営術の奥義として
年間3か所前年超え法
という。
簡単ながら重要な奥義なのでもう一回書こう。
年間3か所前年超え法
小さな商売ならば知っておきたい強力な奥義である
おしまい
【追記】逆も真なりで、この3か所が前年を下回ってしまったら、ほぼ確実に年間業績も前年割れする。そういう意味では恐ろしい事実をつきつける奥義でもある。気をつけよう。