極小老舗商売が元気になると、世のなか色々良いことだらけ。
何といっても「こんな店が頑張れるなら!」と皆に勇気と希望を与える。
前回ブログで、「売上伸ばすなら余ってる場所を使うべし」と書いた。
壁使って売上のばしてる事例を紹介した。
2年前にはじめて今は売上5~10万円/月でずっと推移してる。
今回は天井使った事例。
極小商売「銭湯」。
だいたい天井が高い。それも結構高い。
銭湯でひとっ風呂したお客さんから「横になりたい、仮眠したい」とか時々言われてたけど店は狭い。けど天井は高い。
なので天井にゴロっと横になれる「寝ころびゾーン」をつくった。
とても価値あるものだと信じ、サクサクっと有料にした。
3時間500円、5時間900円、ずっとゴロゴロは1500円。
つくった当初は月2万円くらいの売上増。
これでもうれしかった。
なんせただの天井、売上に何も貢献しなかったとこが2万円稼いでくれたから。
その後、 ジリジリと利用者は増え続けた。
4年たった今はどうか。なんと15万~20万円/月の売上。
人件費は増えてないし、原価もない。なので売上=営業利益。
しつこいようだけど、元々はただの天井だ。
どうだろう。世の中のありとあらゆる商売、それも家族経営のような極小商売でも、小さいなりに、狭いなりに知恵しぼれば、なかなかの結果を生むことがある。
月10万円とか利益続けば、一人で頑張らずに仲間を増やしたい。
人件費はバカにならないから毎日でなくていい。
週に2~3日でもスタッフさんを雇用し、自身は余剰時間でまずは休んだり、新しいことに挑戦する時間につかったり。
そして少しづつ元気な店になろうじゃないか。
★ポイント★ 「壁に売上、天井に利益」(大事なので2度目)
(※屋根で売上・利益増の事例もある、後日に紹介予定)
おしまい
真神 友太郎(まがみ ゆうたろう)
★★ 極小老舗(ごくしょう・しにせ)商売とは ★★
50年以上、100年以上の老舗の商売。探してみると結構ある。それも夫婦とか家族でやってるような小さな商売。駄菓子屋さん、八百屋さん、 豆腐屋さん、まちの食堂さん・・・。銭湯もそのひとつ。これを極小老舗商売と呼ぶ。世界中の極小で老舗な商売が元気を取り戻せば、日本や世界にとって良い事いっぱいなのだ。【まがみ ゆうたろう】