■ 銭湯再開直後のお金の話

品川・西小山の「東京浴場」は、春の復活に向け準備中。

準備とは、工事はもちろん、他にも色んな事がある

● 営業中のスタッフの割り振り
気を抜くと人件費がすぐに暴発!

● ボイラー、ろ過機など設備のメンテ体制
多分、再開後にどっか壊れるので超大事(既に2回故障したし…)

● 広告宣伝や看板デザインをどうするか
今のままじゃ風呂屋って気づいてもらえない

● 会計システムどうするか
日々溜まる営業・振替データの管理手法決めとかねば適当な経営になりそう(汗)

● 大事な組織の立ち上げ
理想は若手とベテランがかみ合ったチームみたいな・・・

他に細かいことだと、アメニティ類を何にするか、損害保険をどこまでかけるかとか、防火体制どうするか、役所申請どうするかとか、結構やることたくさんある。

そして、銭湯経営に限らず一番大事なこと。そう、お金、マネー、ズバリ資金繰り。

廃業銭湯。再開はただの通過点。それも限りなくゴールは遠い。
(どこがゴールかは知らんけどw)

再開直後、しばらくは毎月赤字が続くのだ。続けば手持ち資金はドンドン減ってく。

ドンドン減れば、遠からず資金ショート。銭湯の再開むなしくまた廃業、みたいな。

このお金の話はね、もうタブーみたいになってるのか、あんまり表に出てこない。でもこれ無視した銭湯再開は100%ない。

お金の話、このブログでポツポツ紹介していこうと思ってる。(今日は深夜眠いのでまた後日)

ちなみに今回の銭湯再開。
工事や再開準備にかける資金はざっと2500万円(ギャー…!)

経営者のやり方によって異なるだろうけど、まぁうちは今回この金額。
なので資金確保にボチボチ忙しい今日この頃。

まがみ ゆうたろう